2020-01-01から1年間の記事一覧
Afterlife では、2020年のベスト5です。私的な基準で。 1 unsound festival 2020 afterlife /11.10.2020 https://www.facebook.com/unsoundfestival/videos/359073675240995 オンラインフェスティバル。今年に入ってからCGだけの空間を作り始めた、台北のn…
《カルテッツ・オンライン》については、少し前に、簡単な感想を書いてみました。今回はその続きです。 それで、久しぶりにそのページを開いてみたのですが、実は演奏しているところから、下にスライドできるんですね。そうすると、いろいろな情報と、あたら…
『On My Way』中継風景。定点カメラだけでなく、それぞれの携帯やPCからの視点が交錯する。中段左端に、主催の一人、磯村暖さん 昨日、オンラインで、花崎草さんのパフォーマンスを見ました。場所は、UGO(うごう・烏合)という、新大久保に新しくできたオー…
大友良英さんとYCAMで共同制作された「quartets online」を聴いています。現在、インターネット上で公開中。大友さんと7人の音楽家が、ネット内で即興演奏を繰り広げているところです。 それで、これは一年間つづくということで、感想というのはまた書くか…
少し前ですが、新曲が出たので、備忘録を兼ねて。 ドイツ在住のセドリック・フォーモントが運営しているレーベルSyrpheから、4枚組のアルバムが出ました。タイトルは「Retrieving Beirut」。少し前ですがベイルートで起きた大規模な爆発事故のケアのための…
唐突ですが、『マトリックス』という映画はご存知でしょうか。たぶんご存知だと思いますが、主人公たちが仮想空間の中に入り込んで戦ったり生き返ったりする映画でした。3部作ですね。 その中で、印象的なシーンはどこか、というと、アクションシーンだと思…
9月のアルスエレクトロニカ・フェスのためのリハーサル風景。リモートでおこなわれている はい、また少し更新がおそくなりました。今回は、いわゆるリモートでのインプロヴィゼーションについて書いてみようと思います。対象は、ズバリ「コロナ・インプロ・…
こんにちは。たまには、最近つくっている音楽について、書いてみようと思ったので、書いています。前回の、ハンブルクを拠点にしたリモートコンサート企画「パジャマオペラ」から派生して、これまで4つほど作品の形をしたのがありますので、ちょっとまとめ…
パジャマオペラ、ライブストリーミングの様子。ここでは、設定(作曲)されたルール上で、即興演奏をおこなっている ひさしぶりになりました。その間に、自粛期間とかあってですね、その期間のことを書こうかな、と。 最近は、ドイツ、ハンブルクの音楽家を…
新型コロナウイルスで、欧州とアメリカの各都市がロックダウンされ、音楽家も外に出ることができなくなった。その中で、しかし、やみくもな創作意欲をもてあました音楽家たちは作品を作り続け、発表し続けている。とくに今は、この10年で発達した動画サイ…
今回は、最近の日本のシーンで面白そうと思う映像を紹介してみたいと思います。まず、ちょっとだけ前提が必要なので、こちらをご覧ください 野本直輝さんという方のライブの映像ですが、これはライブ・コーディング(コードは、コンピュータでデータを表現す…
台湾ノイズ動画を紹介したつづきで、もうちょっと行ってみましょう。台湾では「聲音」という単語を使うのですが、これでノイズからサウンドまで、かなり幅広い意味で用いられます。直訳すると音や声も意味するらしく、かなり幅広い。そして、その聲音の芸術…
新型コロナウイルスのせいで、3月頭に行く予定だった台湾旅行を見送ることになってしまいました。残念。 だからというわけではありませんが、台湾のノイズ動画をいくつか紹介してみたいと思います。台北のノイズシーンは、日本や、これまで紹介してみたアジ…
亜熱帯、東南アジアから、この数年、話題のノイズが相次いでいます。インドネシアで盛んなメタルから発展した、うるさい、やばい、こわい、てんこ盛りのノイズの世界が広がっています。個人的にも楽しんでいるところなので、ちょっと紹介してみましょう。 ま…
突然ですが、中国のノイズの動画を紹介してみたいと思います。ノイズというと、日本、欧州、アメリカなどかと思いきや、中国でもしっかりしたシーンがあり、また個性的な演奏家たちがたくさんいるんですね。恐竜のように巨大なイメージを音で作り出す人から…
TOKAS本郷で企画「藪を暴く」関連で居原田さんと花崎さんのトーク&パフォーマンス。沖縄の状況を扱った企画意図や制作過程もさりながら、そうした問題を扱うに際しての表現における迷いや、パフォーマンスという形式がもちうる力など、現在形の論点が話し合…
少し前から、AIとアートの関係みたいのが報じられていて、そのつど検索するのが面倒なので、個人的に必読記事をまとめておきます。 まず最も重要と思われるのは、こちら。2016年に「レンブラント(画家の)の新作を、AIが作成した」というニュースがありまし…
最近ずっと気になっているアジアのノイズについて、とりあえず映像にまとまっているものを並べてみます。数は多くないですが、ここから検索していくと広がりがありそうです 1 Jogja Noise Bombing Festival ジョグジャ・ノイズ・ボンビング すでに一部で話題…
アジア・ユーラシア地域のミュージックビデオを特集します。ポピュラー少なめ。解説もできないのが多いですが、面白いのもあると思うのでぜひお試しあれ。 1 Gabber Modus Operandi - Dosa Besar 大晦日に来日もしました。欧州はじめ世界ツアーをしている、…
1. David Bowie - Lazarus 死や死後についての歌のアルバムを、発売直後の自らの死によって完成させた、人生に一度しか作れないコンセプト・アルバム。それはまた、「アルバム」というものが成立しえた2010年代半ばまでに可能なものであっただろう。そうした…